2016年07月28日

「小貝川の改修は 今後長い年月をかけて 遊水地群を建設していく計画であり その出発点が母子島遊水地です」(平成三年七月 建設省 下館工事事務所)

6月15日のブログで母子島遊水地の越流堤について、ご紹介しました。
http://office-aoba01.seesaa.net/article/438994472.html

読者のお一人が母子島遊水地に行かれ、
「このような碑がありましたよ」と写真をお持ち下さいました。

「母子島遊水地 小貝川激特事業施工記念碑」

母子島遊水池 碑


この裏に「小貝川激特事業のあらまし」が書かれており、
その中に次の一文があると教えてくださいました。

「小貝川の改修は 今後長い年月をかけて
遊水地群を建設していく計画であり 
その出発点が母子島遊水地です
平成三年七月 建設省 下館工事事務所」

母子島遊水池 事業のあらまし


建設省下館工事事務所は、現在の国土交通省関東地方整備局下館河川事務所のことです。

小貝川で遊水地群の整備が重要であると位置づけているのであれば、
どうしてすぐ隣を流れる鬼怒川の方も同じく遊水地群の整備が重要だということにならなかったのでしょうか・・・。



平成27年9月関東・東北豪雨で甚大な被害に遭われた方が
次のように述べていたことを思い出しました。

「我々は下流域を守るために被害に遭ったんだ。」
「国は下流域を守るためにわざわざ放置していたんだ。」
「常総市は大きな遊水地にされたんだ。」


もうすぐ被災から1年になります。
水害は過去のことになりつつある方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、あの水害がなぜ起きたのか、防ぐことができなかったのか、
責任の所在はどこなのか、等々を明確にしなければ、
必ずや歴史は繰り返されることでしょう。


私たちが再び被害に遭うかもしれませんし、
次代の人たちが被害に遭うかもしれません。

あの被害、恐怖を忘れず、安全な常総市を築くためにも
徹底した原因の究明や責任の所在の究明が必要であり、
その先に損害の賠償という話も出てくると考えております。




posted by joso at 00:25| 検証 鬼怒川水害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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