2016年11月01日

新八間堀川の10個の排水樋管の設置位置

新八間堀川の排水樋管。
どうも、頭の中が混乱して仕方がありませんので、
今回は自分のために
新八間堀川の排水樋管の位置と写真を取りまとめておきます。

鬼怒川合流地点から石洗堰までの新八間堀川の範囲には、
国管轄の範囲に2つ、茨城県管轄範囲に8つの
合計10個の樋管があり、
左岸に5個、右岸に5個あります。
設置箇所は概ね下の地図の赤丸の位置です。

新八間堀川 樋管 地図
@ 新八間堀川 御城橋下流(左岸)排水樋管
A 新八間堀川 御城橋下流右岸 樋管
B 新八間堀川 樋管3
C 新八間堀川 樋管4
D 新八間堀川 樋管5
E 新八間堀川 樋管6
F 新八間堀川 樋管7
G 新八間堀川 樋管8
H 新八間堀川 樋管9
I 新八間堀川 樋管10


追伸、
私自身、現地調査を昨年末に行いましたが、
御城橋上流左岸のBの樋管は、完全に見落としていました。
(御城橋下流右岸のAの樋管も見落としていましたが)

このBの樋管にはその上部にふたのようなものが写っていますが、
このふたは、どのように閉めるものなのでしょう。
フラップゲートとは異なりますので、自然に閉まることはなさそうなのですが、
堤防天端付近にゲートを操作するハンドルもなさそうです。
まさか、ここも開きっぱなしなのでしょうか。




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2016年10月31日

これが水害時の新八間堀川の水位変動!!御城橋下流右岸の樋管からの堤内地への逆流は38時間あまりにも達していた!!御城橋から北側(水海道橋本町〜水海道森下町)の第一波の浸水は、ほとんどが御城橋下流右岸の樋管が原因なのでは???

新八間堀川の水害時の水位の変動について今回はご紹介します。

恐らくこの水位変動の図を見たことがある人は、
国交省の方以外、いないと思います。

新八間堀川のどこの水位かといいますと、
八間堀川排水機場の新八間堀川の方の水位です。
言葉で書かれてもよくわからないと思いますので、写真をご覧下さい。
水位測定地点はこの赤枠のところです。
ここは、御城橋下流右岸の排水樋管から100mもないごく近い場所で、
ここの水位は、この排水樋管の水位とほぼ同じと考えることができます。

八間堀川排水機場そばの水位測定箇所
八間堀川排水機場そばの水位測定箇所
国交省の報告書に出ている八間堀川排水機場の図(P39/81)でいうと
オレンジの丸で表したところに水位標があります。


さて、場所をわかって頂いたところで、
いよいよ水位の変動を見てみましょう。
下の図には、水位変動の他に、
御城橋下流右岸の樋管管底高やその位置の計画高水位、
さらには水門操作や排水機場の運転状況も書き加えてあります。


いかがでしょうか。

この図から以下のことがわかります。

  • 水門閉鎖時には、新八間堀川の水位は御城橋下流右岸の樋管管底高を越えており、逆流が既に始まっていた。
     
  • 八間堀川排水機場の稼働により、御城橋下流右岸の樋管の管底高よりも水位が低くなることもあったが、排水機場の運転停止後8時間で樋管位置の計画高水位(Y.P.14.339m)を水位は越えた
     
  • 最高水位はY.P.14.94mまで達した。
     
  • 最高水位に達した時点で排水機場の運転を再開したが、思いのほか水位低下は見られず、計画高水位以下まで下げることはできずに水位は再上昇してしまった。
     
  • 計画高水位以上の時間は約12時間に及んだ。
     
  • その後、水門を全開したところ一気に計画高水位以下にまで水位が急低下し、その後は鬼怒川本体の水位の低下にあわせて、徐々に新八間堀川の水位も低下していったような状況である。
    9月12日18時に御城橋下流右岸の樋管管底高を水位がやっと下回った。
     
  • 御城橋下流右岸の樋管は管径1000mmの土管である。
    管底高より1m上の位置より若干でも新八間堀川の水位が下がれば、堤内地(住宅がある側)への逆流は収まったものと考えられる。
    Y.P.11.37m+1m=Y.P.12.37mよりも新八間堀川の水位が低くなったのは、9月12日0時であった。
     
  • 逆流が始まった時間は堤内地側の側溝の水位がどれだけあったかによっても変動するため正確にはわからない。
    仮に管底高を若干越えた時点から逆流が始まっていたとすると、9月10日10時から9月12日0時までの
    38時間あまり堤内地に逆流していたことになる。
    ゲートが付いていればこの逆流を止めることができたが、ゲートが付いていなかったため、堤内地への逆流を止めることはできなかった。
     
  • 明橋下流右岸の樋管は鍵がかかっていたがチェーンを切り、ゲートを閉じることができたため、その後は逆流は起きていない。
    御城橋から北側(水海道橋本町〜水海道森下町)の第一波による浸水は、ほとんどが御城橋下流右岸の樋管が原因なのではなかろうか。






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2016年09月08日

茨城県土木部河川課の皆様、八間堀川、新八間堀川の排水樋管を水位によって自然開閉し操作員が不要な「フラップゲート」に是非交換して下さい!!!

昨日のブログで、茨城県のHPで公開している
「一級河川(指定区間)における河川整備計画の策定状況」
で、一部、解読不能なダウンロード文書があることを書きました。
http://office-aoba01.seesaa.net/article/441693066.html

茨城県土木部河川課からメールを頂き、9月6日の夕方段階では、
鮮明な文書の掲載には時間がかかる
ということでした。

ところが、な、な、なんと!
9月7日の夕方に再びメールを頂戴し、
不鮮明文書を鮮明なものに変更し、古い文書は最新版にしましたとのこと!!!

これは快挙!!!

行政が公開しているHPは、結構大変な手続きを踏まないと更新できないと聞いたことがあります。
それをわずか1日で更新され、最新版とされたのですから、これは快挙なのではと思います。
ご尽力下さった茨城県土木部河川課の皆様に心より感謝申し上げます。


追伸、関連事項で1つお願いしたいことがあります。
「涸沼川圏域」の「本文」も不鮮明ですので、
是非、鮮明なものにして頂ければと願っております。
宜しくお願いいたします。


さて、新八間堀川及び八間堀川の排水樋管の種類等が掲載された一覧が開示されました。
http://kinugawa-suigai.up.seesaa.net/pdf/8ken-hikan-ichiran.pdf

上記リンクを更にまとめると下表のとおりとなります。

河川名 樋管
合計
常総市 下妻市
フラップ
ゲート
スライド
ゲート
スルース
ゲート
小計 フラップ
ゲート
スライド
ゲート
スルース
ゲート
小計
新八間堀川
八間堀川 38 22 25 13

ここで、「フラップゲート」とは、水位によって自然開閉が可能な構造であるため、操作員が不要で、電気などの動力も不要経済性にも優れています。
一方、スライドゲートやスルースゲートは、操作員が操作をしなければならないタイプのものです。

排水樋管の管理者は年々高齢化しており、また急激な自然変化に間に合わず、操作遅れによる逆流なども発生しており、フラップゲートの普及が強く望まれています。

平成27年関東・東北豪雨災害で、国は、その管理する御城橋下流の新八間堀川の右岸にある手動式の排水樋管から河川水を逆流させ、周辺一帯を浸水させてしまいました。
この人災を受け、国はあっという間にこの手動式の排水樋管をフラップゲートに交換してしまいました。
このことからも、人手に頼らない排水樋管がいまや主流なのだと思います。
http://office-aoba01.seesaa.net/article/439911632.html


では、少しデータを見てみましょう。
茨城県が管理している新八間堀川の排水樋管は8個あり、そのうちわずか2個だけがフラップゲートで、その他は作業員が必要です。
昨年の災害後、樋管の管理者が誰なのかでもめましたが、フラップゲートにすれば操作員は不要で、自然に開閉されます。
新八間堀川周辺は人家が密集し、河川水が逆流すると甚大な被害が発生します。
甚大な被害を未然に防止し、住民の生命や財産を守るためにも、早急にフラップゲートへ交換することが望まれています。

一方、八間堀川の排水樋管は合計38個あり、そのうち10個がフラップゲート(操作員不要)で、28個がスルースゲート(操作員必要)であることが明らかとなりました。

これを市別で見ると、
常総市内の八間堀川には25個の排水樋管があり、そのうち3個がフラップゲートで、残り22個はスルースゲートで、フラップゲート普及率は12%でした。

下妻市内の八間堀川には13個の排水樋管があり、そのうち7個がフラップゲートで、残り6個はスルースゲートで、フラップゲート普及率は54%でした。

下妻市内の八間堀川の樋管は、操作員不要のフラップゲートが54%も普及しているのに対し、
常総市の八間堀川の樋管は、わずか12%しか普及していないのはなぜなのでしょう・・・。

河川は下流から整備していくという基本があるはずですが、なぜ下流に位置する常総市の樋管が、操作員が必要な樋管がほとんどなのでしょう。
下妻市の方が水害に対して意識が高かったからということなのかもしれませんが、・・・。

下記リンクの「鬼怒川緊急対策プロジェクト」の3/5ページの【八間堀川等(補助事業等:茨城県)】を見ると、合計22.5億円あまりの事業費が計上されています。
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000637152.pdf

フラップゲートへの交換は、それほど大きな額の工事にはならないとも聞いています。

昨年の水害では、八間堀川、新八間堀川のフラップゲート以外の排水樋管は、
ほとんどが逆流を起こしていたとも聞きます。

大きな排水樋管はフラップゲートは不可で、操作員が操作しないといけないという説明を聞いていますが、操作員に頼る樋管の数を極力少なくして、水害に備えるべきだと思います。

フラップゲートに交換する費用と、水害で失われる財産とを比較したら、圧倒的に前者の方が少なくてすみます。

 
 茨城県土木部河川課の皆様、
 八間堀川、新八間堀川の排水樋管を
 是非、「フラップゲート」に交換して下さい。 
 何卒、宜しくお願い申し上げます。

 





posted by joso at 13:35| 検証 (新)八間堀川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月07日

八間堀川の流れの向き、完全決着! 茨城県土木部河川課の対応に心より感謝申し上げます!!!

昨日のブログで八間堀川の名称のことを取り上げました。
http://office-aoba01.seesaa.net/article/441663758.html

日頃、ブログを書くにあたっては様々な角度から調査を行い、
記事を書くよう努めているのですが、
八間堀川について書くのであれば、
その河川整備計画についても目を通しておかねばと思いました。

未だによく理解されていないのが、石洗堰(旧八間堀川樋管)から小貝川までの間の八間堀川の流れの向きです。
小貝川圏域で八間堀川がどのように位置づけられているかを確認し、白黒はっきり付けたいと思いました。

そこで確認したのが下記リンクの
「一級河川(指定区間)における河川整備計画の策定状況」です。
http://www.pref.ibaraki.jp/doboku/kasen/keikaku/kasen/plan.html

利根川圏域」の本文を読むと、
http://goo.gl/fy03WK
3/33ページの「第1節 圏域の概要」に次のとおり記されています。

利根川圏域は、(省略)圏域内の一級河川は、利根川に流入する河川が飯沼川、向堀川など13河川、鬼怒川及び小貝川に流入する河川が八間堀川など9河川で合計22河川である。

八間堀川が小貝川に流入する???

21/33ページに「河川整備計画の対象区間」が出ていますので、
ここで、八間堀川の上流端と下流端について確認しておきましょう。
(参考までに「新八間堀川」のデータも示しておきます。)

河川名 区   間 指定区間
延長(km)
上流端(上段:左岸、下段:右岸) 下流端
八間堀川 下妻市肘谷字上田457番の1地先 小貝川への
合流点
16.91
下妻市肘谷字先無458番地先
新八間堀川 常総市水海道橋本町字新堀南3177番の1地先 鬼怒川への
合流点
1.20
常総市水海道橋本町字新堀北3704番の1地先

むむっ???
八間堀川の下流端は「小貝川」となっていますね・・・。


一方、「小貝川圏域」の本文を読むと、「八間堀川」のことは書かれていません。
http://goo.gl/4oq5vN
17/31ページの「河川整備計画の対象区間」を見ても、「八間堀川」という文字は出てきません。

となると、河川の「流量配分図」を確認してみないといけません。
もしも、八間堀川から小貝川に排水する計画になっているとしたら、
「流量配分図」にその値が出ていなければなりません。

そこで、「一級河川(指定区間)における河川整備計画の策定状況」の一覧表に出ている「付図」を確認してみることにしました。
http://www.pref.ibaraki.jp/doboku/kasen/keikaku/kasen/plan.html

「利根川圏域」と「小貝川圏域」の付図を確認してみましたが、
・・・何が何だか解読不能です・・・。

9月5日の晩は、ここで調査をストップせざるを得ませんでした。

しかし、気になりましたので、9月6日、茨城県のHPから問い合わせを行い、
HPで公開されているこれら「付図」を、明瞭なものに変更して下さいとお願いしました。

すると、間もなく茨城県土木部河川課からメールが届きました。

HP上に掲載できる容量の関係で画質を落としたため、不鮮明になってしまったようだということでした。
今後、鮮明な図面の掲載を検討して頂けることになりました。

ここまでであれば、「そうか・・・」ということになってしまいますが、
茨城県土木部河川課は違いました!!!

鮮明な図面の公開までには時間を要するのでと、
な、な、なんと、これら「付図」のファイルを送って下さったのです!!!


驚きました!!!
行政に対して、今まで感じたことのない感動を覚えました。
しかも、小貝川圏域の付図と、利根川圏域の最新版の本文と付図、及び旧付図です。

これって、すごいことです!!!

川崎排水機場前の八間堀川の堤防のかさ上げ工事にしてもそうですが、
http://office-aoba01.seesaa.net/article/441461434.html

県民の声、要望にしっかり応えていこうという姿が、
茨城県土木部河川課にひしひしと感じられます!!!
なんと頼もしいことでしょう!!!

心より感謝申し上げます。


さて、話を元に戻しましょう。
茨城県土木部河川課が送って下さった「付図」を確認したところ、小貝川の方に八間堀川の水が流れ込む「流量配分図」は存在しませんでした。
その一方で、八間堀川から新八間堀川を通り鬼怒川に流れ込む「流量配分図」は「利根川圏域」の「付図」の中にありました。

以上より、八間堀川の下流端は小貝川となっていますが、小貝川に排水するのではなく、新八間堀川を通して鬼怒川に排水するということで裏付けもきちんととれたということになりました。

ということで、今まで何度も書いてきていますが、
八間堀川の流れは下図のとおりですので、ご注意下さい。
http://goo.gl/FnFtKR

八間堀川の流れ




茨城県土木部河川課から頂いた付図などを反映した
「茨城県の一級河川(指定区間)における河川整備計画の策定状況」
を下表にまとめておきます。
なお、表中の「(※)」は、茨城県土木部河川課より送って頂いたファイルです。いずれも容量の大きいファイルですので、ご注意下さい。

要策定圏域数 策定済圏域数 圏域名 国認可時期 ダウンロード
利根川圏域 H24.02
(H16.02)
本文
付図(※)
H28.06(変更) 本文(※)
付図(※)
小貝川圏域 H24.02
(H13.09)
本文
付図(※)
霞ヶ浦圏域 H27.11
(H13.09)
一式
涸沼川圏域 H22.03 本文
付図
那珂川圏域 H24.03 一式
久慈川圏域 H27.08 一式



追伸、涸沼川圏域の本文も、判読不能なんですね。
でもきっと茨城県土木部河川課はきちんと今後対応して下さると思います。




posted by joso at 09:55| 検証 (新)八間堀川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月06日

八間堀川の呼び名:茨城県が管理する河川の現況台帳に記載されている河川の名称は「八間堀川」と「新八間堀川」

八間堀川の呼び名の件。

茨城県の出先機関である常総工事事務所に出向く機会がありましたので、
懸案事項になっていた八間堀川の呼び名についてご教授頂きました。

河川管理者は、河川法第12条にて
その管理する河川の台帳(河川現況台帳等)を調製し、これを保管しなければならないとされています。

河川現況台帳には、河川法施行令第5条にて
河川の名称、河川の延長、河川区域の概要などを記載することとされています。

この河川現況台帳に記載されている河川名こそが、正規の名称であるということで、この中には「旧八間堀川」という川は記載されていないということでした。

八間堀川は、下妻市加養に源を発し、きぬ医師会病院の北側にある石洗堰で分派します。
分派して鬼怒川に合流する方は「新八間堀川」で従来の呼び名で正しいのですが、分派して小貝川に合流する側は「旧八間堀川」ではなく「八間堀川」と呼ぶのが正式な呼び方だということでした。

「新八間堀川」に対して、「旧八間堀川」と非公式に呼ばれたこともあったようで、「旧八間堀川樋管」というようにその名残も残っています。

しかし、河川現況台帳には「旧八間堀川」は存在せず、
石洗堰から小貝川の区間も「八間堀川」ということですので、
この正式名称で今後統一いたします。


なお、今まで弊ブログでは「旧八間堀川」という呼び名を多用してきました。
全ての記事を見直し、旧八間堀川を八間堀川に訂正しなければならないところですが、誠に恐縮でございますが、これらを全て書き直すことはできそうにありませんので、誠に恐れ入りますが、「旧八間堀川」と表記されている部分は「八間堀川」と読み替えて頂きたく存じます。
何卒、宜しくお願い申し上げます。
今後は「旧八間堀川」という表記はいたしません。

常総市の中心部を流れる主な河川を図示すると下図のとおりとなります。
http://office-aoba01.up.seesaa.net/pdf/river_in_joso.pdf

八間堀川、新八間堀川




posted by joso at 11:44| 検証 (新)八間堀川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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